News

ニュース

2017年05月19日 プレスリリース

ソーシャルグッド特化型クラウドファンディング・サービス「GoodMorning」 提供開始から7ヶ月で、流通金額1億円を突破

株式会社CAMPFIRE(読み:キャンプファイヤー、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:家入 一真 / 以下、CAMPFIRE)が運営する、ソーシャルグッド特化型クラウドファンディング・サービス「GoodMorning」(読み:グッドモーニング)の流通金額が、提供開始から7ヶ月間で1億円を突破致しました。

GoodMorningは、「既存のクラウドファンディング以上に、社会課題に取り組む方を強力にサポートすること」を目的に、クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」より2016年10月3日にご提供を開始。
2017年5月19日現在、掲載プロジェクト数は350件を超え、「寄付型」や「月額支援型」など、社会課題に取り組む方の負担を減らすサービスをリリース。

2017年6月以降には、クラウドファンディングの『実施後』の活動に迫る記事の発表や、プロジェクト単位ではなく、社会課題ごとのファンディングの仕組みの導入も検討しております。

GoodMorningの取り組みを表した画像

ソーシャルグッド特化型クラウドファンディング「GoodMorning」について

GoodMorningは、株式会社CAMPFIREが2016年10月3日にリリースした、社会課題に取り組むプロジェクトを掲載する「ソーシャルグッド特化型」クラウドファンディング・サービスです。

CAMPFIREで扱う19のカテゴリのうち、最もプロジェクト掲載数の多い「ソーシャルグッド」を切り出し、「クラウドファンディングは、もっともっと社会にいいことができるはず」という思いからサービスを開始。
GoodMorningはプラットフォームであると同時に、社会課題への挑戦者や支援者と協力し「よりよい社会の実現」を目指し、非営利団体やメディアとの共同プロジェクトなど独自企画にも取り組んでおります。

 

社会課題への挑戦者の負担を軽減したクラウドファンディング・サービス

GoodMorningは、社会課題に取り組む方が活動を継続することや、社会的インパクトを出すことを重要視しており、活動者の負担軽減を重視したクラウドファンディング・サービスを展開しております。
活動資金に1円でも多く使えるように手数料を引き下げ、活動を継続するための資金確保のために月額支援型を導入し、返礼品を必要としない寄付型を採用。プロジェクトの実行者がクラウドファンディングを負担に感じることなく、活動に集中できる環境づくりを行っております。

◻ ︎ソーシャルグッド特化型クラウドファンディング:GoodMorning

GoodMorningの4つの特徴

1.寄付型クラウドファンディング

「個人が寄付した場合の税制上の優遇措置」対象の可能性がある団体、またはNPO法人を対象としたサービスとして、2017年1月に開始。支援金額に応じて金銭以外の商品・サービスが支援者に提供される「購入型クラウドファンディング」とは異なり、市場価値のある返礼品が発生しないため、集まった支援金のほとんどを活動に使うことが可能です。

寄付控除の対象となる法人が実施する場合は、支援者が税制優遇措置を受けることもできるという支援者のメリットも持ちます。

モデルケースとして実施した「認定NPO法人育て上げネット」によるプロジェクトでは、155人から1,192,000円の支援を集めました。

◻︎寄付型プロジェクト(一例):少年院から退院した子どもたちが安心して再チャレンジできるよう「みんなで」支えたい

少年院から退院した子どもたちが安心して再チャレンジできるよう「みんなで」支えたいというプロジェクトのキービジュアル

 

2. 月額支援型(マンスリーサポート)

月額支援型では、一度に大きなお金を集めるのではなく、安定した支援を受け・活動を続けることが可能。
シングルマザーや若年妊娠などの困難な状況にいるママを日常的・継続的サポートするコミュニティスペース「もえかんち」を運営するコミュニティユースワーカーのプロジェクト。支援はスタッフとママたちの交通費、食費に充てられています。

この活動は多くのメディアにも取り上げられ、現在23人の支援者とともに継続しています。

◻ ︎月額支援型プロジェクト(一例):【PIECES PROJECT】10代ママが自分らしくいきいきと生きられる社会へ

 

3.メディアとの共同プロジェクト「GoodMorning アカデミア」

アカデミックジャーナリズムに特化したメディア「SYNODOS」と共同で行う、研究費用のためのクラウドファンディング。よりよい社会の実現のために不可欠である学術的研究をサポートしています。

◻ ︎GoodMorningアカデミア

GoodMorningアカデミアの公式サイトのメインビジュアル

 

4.非営利団体との共同プロジェクト

貧困や虐待などの課題を抱える多様な子どもたちを包摂していく社会づくりを目的に活動を行うNPO PIECESと共同で取り組む「子どもをひとりぼっちにしないプロジェクト」では、特設ページの開設だけでなく、リアルイベントの共催なども行いました。
イベントの継続的開催や、プロジェクトレポートのアーカーブ化などに、共に取り組んでいます。

◻︎ 非営利団体との共同プロジェクト(一例):子どもをひとりぼっちにしないプロジェクト

GoodMorningの今後の展望

GoodMorningは引き続き、社会課題に取り組む方・支援者と共に、よりよい社会を実現して参ります。クラウドファンディングが一度きりの資金調達で終わってしまうという課題を解消するため、クラウドファンディング実施後の第三者による活動のレポーティングを2017年6月以降、実施予定。ファンディングによって継続、発展していく活動の継続的な取材やアーカイブ化を展開します。

また、メディアや非営利団体と共に取り組む独自プロジェクトを更に推進し、さまざまな社会課題との出会い、解決方法を提案。その一つとして、プロジェクト単位ではなく、社会課題ごとのファンディングの仕組みの導入も検討しております。

「GoodMorning」流通金額1億円達成を受けて

クラウドファンディグは、実は多くの人に負担をかけているのではないか。もっとクラウドファンディグが使いやすい仕組みをつくれないか。そんな思いから、2016年10月にGoodMorningはスタートしました。

まだまだ若いサービスですが短い期間で多くの方々に、社会課題の解決に向けた、たくさんの支援をしていただく事ができました。GoodMorningという名前には、「社会の課題やソリューションとの出会いの場」という意味が込められています。

社会に課題を感じた誰かが負担なく声を挙げられる場を。これまで知らなかったソリューションと出会える機会を。GoodMorningは今後も新たな試みを繰り返していきます。数年後には、日本のソーシャルファイナンスの一翼を担うという意思をもって。

おはようの声を、もっと日本中に溢れさせていきます。

CAMPFIIRE ソーシャルグッドマネージャー:東藤泰宏

株式会社CAMPFIREについて

充実のサポート体制で誰でも安心してプロジェクトを始めることができる、日本最大のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」(キャンプファイヤー)を2011年より運営。プロジェクト掲載数・PV数で国内No.1を誇り、大手企業や著名なアーティストはもちろんのこと、個人の方や学生にもご利用いただいております。

これまでに6,000件以上のプロジェクトを掲載し、プロジェクトに対する総支援者数は約22万人、流通金額は22億円に達しました。お金と社会をもっとなめらかにし、誰しもが声をあげられる世の中、そして誰しもに「居場所と出番」がある世界を目指します。

株式会社CAMPFIRE
□ クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE
□ ソーシャルグッド特化型「GoodMorning

※掲載情報は、すべて記事公開時のものです